山梨が春。

 土曜日の夜明け前に、山梨県北杜市の山高神代桜に着いた。日の出前に、ほぼ街灯がない境内の真っ暗な中で、小ちゃなランタン型の懐中電灯一つの明かりの中で、ひとりパチリ パチリ と写真を撮っていた。

  自分で言うのも何ですが、普段から数多く写真を撮っています、しかし、「桜」を好き好んで撮るという事は殆どなかったです。では、なぜ山梨まで撮りに出掛けたと言いますと、今年の1月末にネパールに義援金を届けに出掛けてきたのですが、その際に同行した方に山高神代桜のある実相寺の住職のご子息さんがおりました。帰国してからの別れ際に、「春になったら神代桜を撮りに行きますね 。」とお別れのご挨拶。

  それがきっかけで、神代桜を撮りに出かけました。
山高神代桜はおおよそ2,000歳超で、現役で日本最古の桜だそうです。日本武尊が植林し、日蓮上人がココを訪れた時に神代桜が枯れそうだったので、お祈りしたところ元気に生き返ったそうです。

   今年は例年になく桜を撮っています。桜を個性的に表現するって難しいですね。
結局風景の中に桜を収める無難な線に逃げちゃった感じがします。
 桜の季節は短い。桜前線を追いかけて日本を南から北へ撮影旅行に出ている人がいるらいいですが、気持ちがわかるようなきがします。日本は狭いエリアの中に標高の高低差があるので、南北に移動するだけでなく、桜を追って上下にも移動ができるわけですね。

  
実相寺のHP  http://park8.wakwak.com/~matsunaga/

朝方の実相時の山高神代桜
朝方の実相時の山高神代桜

実相時の山高神代桜
実相時の山高神代桜

実相時の境内のサクラ
実相時の境内のサクラ

実相時の境内のしだれ桜
実相時の境内のしだれ桜




 
「晴れ ときどき 写真。」