生き残った防風林 宮城県亘理町
ここの海岸線の松の防風林のほとんどが流されてしまいましたが、ほんの僅かだけど、津波に耐え、流されずにすんだ木が残っていました。
宮城県亘理町では「わたりグリーンベルトプロジェクト」
防潮林の機能の再生と復興のシンボル「おらほの森」プロジェクトの計画が行われており、その一環として、地元の方や企業そして一般の誰でも参加できる、苗木作りから植樹するイベントなどが実施されているようです。
http://www.watari-grb.org
亘理町の「わたりグリーンベルトプロジェクト」に、地元の方々が集結して積極的に前向きに復興に携わっていけることは良いことだと感じましたし、町民外の者でも、義援金や復興税だけでなく、植林など現場に携われたら尚更良いことだなと感じました。
3日目は亘理町からのスタート。仙台空港付近をうろちょろし、いつの間にやら6号線は4号線に吸収?されて4号線で北に向かってます。で次は国道45号線で北上。
塩竈から七ヶ浜町をぐるっと回って松島で大渋滞にはまった。
松島界隈はあまりに人も車もまるで大盛況時の夏の熱海みたいに大混雑でしたので、立ち寄る気が全く起きませんでした。
松島と言えば松島基地ですよね〜。
ネットで松島基地のページを調べてみると、残念ながらこの日はブルーインパルスは見れそうもないので、次回のお楽しみです。
石巻の街からは国道398号線で沿岸を走り始めます。女川原発でも見てから南三陸へ向かう予定で遠回りしちゃいましたが、原発ツアーをしているわけでもないので、止めちゃいました。
しかし、考えてみますと(考えなくても)北茨城から北上してますと、東海、ふくしま第二、第一、女川と原発見学コースみたいです。北陸の原発銀座はもっと凝縮したツアーになるんでしょうね。
幾度か南三陸へ向かう時に、走ったことのある北上川沿いの道路は、背高く土盛りされ綺麗に整備されていました。津波がこの川をドンドン駆け上がり、海から離れた地域でも被害が大きかったです。例の大川小学校もこの川沿いにあります。今回、ココを訪ねた時に、お線香をあげ献花していた方々を数名おられました。涙です。この学校にカメラを向けることが出来ませんでした。
南三陸町手前には大川小学校とは逆に生徒全員が無事に避難ができことで知られた相川小学校があったはずですが、あれっ?知らぬ間に通り過ぎちゃったのかと思いきや、後で調べてみますと取り壊したのですね。大川小学校の校舎は残ったままでしたが。