40年前のキャンツーのスタイル

 キャンツーと言うらしい。

一旦収束に向かっているかと思いきや、コロナの影響は未だ未だ続くのかも。


ツーリングしてキャンプを楽しむから、ツーリングキャンプでツーキャンと略すのではなく、キャンプツーリングを略してキャンツーと言うらしい。 どちらでも構いませんが。

昨年から、流行っているみたいですね。コロナの影響でしょうね。

 バイク人口も増えている感じだし。特にリターンライダーと言われる私みたいな人。

 若い頃に乗っていたけど、また乗りたくなった。若い頃は大型自動2輪(当時は限定解除)の免許取得も難しかったし、買うお金もなかったけど、今なら教習所で大型の免許取得できるし、購入できる経済力も出来た。

コロナ禍で複数集まって車でバスで出かけて楽しむことができなくなったので、一人で楽しむ道具にバイクはうってつけですよね。

そして宿を利用するのも憚れるので、キャンプ道具一式バイクに積んでキャンプ場で楽しむなんてスタイルを多く見かけるようになりました。

モンベルムーンライトⅢとオプチマス8RとDT50

 私が20代の頃にYAMAHA DT50(原チャリ)で日本一周(沖縄除く)の時に、テントとキャンピングバーナーとシュラフ等々をバイクに積んで出かけました。その当時は私は「バイクにキャンプ道具積んでツーリングに出掛ける人なんか自分以外にいるのかな〜」なんて思っていたし、登山用品屋さんも、不思議がっていたしね。当時は今みたいなアウトドア専門店なんてなかったように思うし、水道橋や池袋当たりの登山専門店を見て歩いたような記憶があります。地元川越に専門ショップがあったので、そこで一式揃えました。

 テントはモンベルのムーンライトⅢで3人用ですが、おひとり様専用が快適です。風雨に強く設営も撤収も容易で、ほぼほぼ半年間毎日のように連続して宿として利用してきました。日本一周以後もポールが折れたりフライの耐水性が落ちたりはしましたが、メンテしながら長いこと利用していました。

 出先で仲良くなった人にテントの中に油性マジックでメッセージを書いてくれたりしたのがいい思い出です。一番印象に残っているフレーズが「転んでもただでは、起きへんで〜」。今はこれが私の座右の銘となっています。

 キャンピングストーブ(今はキャンピングバーナーと言うのかな?)が オプチマス8Rでした。通称「お弁当箱」と呼ばれていました。今知りましたがスウェーデン製だそうです。これまた壊れなかったですね。基本ホワイトガソリンで燃焼させるのですが、ガソリンで全然オッケーでした。ススが出やすかったり燃焼が不安定だったり、お掃除をこまめに行ったりすれば良いぐらいですのでタフなやつでした。お掃除といっても分解せずに、火力の強弱のノズルをグリグリ回してやればいいんです。バイクの振動にも何の問題もなかったでした。